「オープニング・レンジ・ブレイク(ORB)」戦略は、トレードにおいて最も単純明快で、幅広く適用できるセットアップの一つだ。その概念は単純だ。セッションの開始数分間で市場が明確なレンジを形成するのを待ち、そのレンジの外側で決定的な5分足ローソク足が引けた時点で、ブレイクアウトの方向にエントリーする。 始値レンジは、そのセッションの均衡点の目安となるものであり、価格がそれを明確に突破すると、多くの場合、その方向へ動き続け、測定可能な目標値に向かって進む。
この戦略は複数のセッションや銘柄に適用できるため、バックテストや改良を行う上で柔軟な枠組みとなる。利益確定は、始値レンジに引いたフィボナッチ・リトレースメント・ツールから1標準偏差(1 STDV)の位置で設定され、各トレードに明確かつ客観的な目標を与える。ルールには規律が組み込まれており、1日あたりの最大損失は2回までとし、1回の勝ちトレードでそのセッションは終了する。
この戦略の仕組み
セッションと楽器
3つのセッションがサポートされており、それぞれに定義されたオープニングレンジのウィンドウと推奨銘柄が設定されている。
参加方法
ブレイクアウトローソク足のサイズと期待リターンの関係に応じて、2つのエントリー手法が利用できる。
成行注文の入力
5分足ローソク足が寄り付きレンジの外側で引けた後、成行でエントリーする。ブレイクアウトが最初の5分足ローソク足の方向と一致する場合は「エントリートリガー#1」が適用され、逆方向の場合は「エントリートリガー#2」が適用される。ストップロスは寄り付きレンジの中間点に設定する。テイクプロフィットは1STDVとする。このエントリーは、ターゲットまで少なくとも1Rの利益が見込める場合にのみ使用する。
ORB再試験のエントリー
ブレイクアウトのローソク足が大きすぎる場合、かつ市場へのエントリーで1R以上から1STDVの利益が見込めない場合は、代わりに、始値レンジの水準に指値注文を設定し、リテストでのエントリーを狙う。ストップロスは中間点に、テイクプロフィットは1STDVに設定する。エントリーが成立する前に目標価格に達した場合は、指値注文をキャンセルする。
取引チェックリスト
- 始値の範囲が示されている。ニューヨーク市場は15分、ロンドン市場とアジア市場は30分だ。
- 5分足ローソク足が、始値の範囲のいずれか外側で引けるのを待つ。
- 無効化の兆候がないか確認する。その先には実質的な流動性がない場合、前セッションの高値・安値、あるいはその付近でのブレイクアウトは避ける。
- 市場へのエントリーで1R+から1標準偏差の利益が見込める場合:市場価格でエントリーし、ストップは中間点に設定し、ターゲットは1標準偏差とする。
- 市場へのエントリーで1R+が得られない場合は、ORBレベルで指値注文を出し、再テスト時のエントリーを狙う。エントリー前に目標値に達した場合は注文をキャンセルする。
- トレンドラインの流動性やMMXMの条件が見られる場合は、1 STDVを超えるポジションの保有を検討する。
1日あたりの損失は最大2回まで。1回の勝ちトレードでその日の取引は終了とする。パラメータに欠落があると、トレードの質が低下する。A+のセットアップのみを狙う。
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